デジタルアクセシビリティアドバイザー(Digital Accessibility Advisor/略称:DAA)とは、ICT機器などのデジタル機器を障害のある人や高齢者に対して、その困りに合わせて適切にコーディネートし、その利活用をサポートできる知識と技術を認定された人材です。
誰もが気軽にデジタルの恩恵が受けられる環境を
人は誰に出会うかによってデジタルの便利さを体験したり実現したりする機会が大きく違ってくるのではないでしょうか。特に身体機能や認知機能に制限がある人たちが置き去りになりやすく、いわゆる情報格差が起きているのが現実です。逆にデジタルに強い人が身近にいてアドバイスしてもらえれば、快適な生活環境が構築できる可能性が高まります。
デジタルアクセシビリティのマインドを持った支援者
そこで、デジタルアクセシビリティアドバイザー(DAA)を認定制度を実施し、ご家族、当事者、教員やセラピストはもちろん家電量販店や携帯電話事業者の説明員や一般企業にまで広げていくことで、デジタルアクセシビリティのマインド持った支援者が世の中に広く位置づけられ、必要な人と出会う確率が高くなっていきます。
また、合格者は併せてデジタル庁のデジタル推進委員としても認定されています。