
一般社団法人日本支援技術協会では、選択肢が公平に存在し自己決定できる社会を目指して「障害者等のデジタル活用を支援する人材の育成と活躍の場づくり」事業を策定し、日本財団より助成を受けて実施いたしております。
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デジタルアクセシビリティアドバイザーとは
デジタルアクセシビリティアドバイザー(Digital Accessibility Advisor/略称:DAA)とは、ICT機器などのデジタル機器を障害のある人や高齢者に対して、その困りに合わせて適切にコーディネートし、その利活用をサポートできる知識と技術を認定された人材であり、デジタルアクセシビリティのマインドを持つ支援者とも言えます。
誰もが気軽にデジタルの恩恵が受けられる環境を
人は誰に出会うかによってデジタルの便利さを体験したり実現したりする機会が大きく違ってくるのではないでしょうか。特に身体機能や認知機能に制限がある人たちが置き去りになりやすく、いわゆる情報格差が起きているのが現実です。逆にデジタルに強い人が身近にいてアドバイスしてもらえれば、快適な生活環境が構築できる可能性が高まります。
デジタルアクセシビリティのマインドを持った支援者
そこで、デジタルアクセシビリティアドバイザー(DAA)を認定制度を実施し、ご家族、当事者、教員やセラピストはもちろん家電量販店や携帯電話事業者の説明員や一般企業にまで広げていくことで、デジタルアクセシビリティのマインド持った支援者が世の中に広く位置づけられ、必要な人と出会う確率が高くなっていきます。
また、合格者は併せてデジタル庁のデジタル推進委員としても認定されています。

認定試験
「誰もが気軽にデジタルの恩恵が受けられる環境」を作るために「デジタルアクセシビリティのマインドを持つ支援者」が一人でも多く増えて欲しい。この思いが発端となり、認定試験が生まれました。
認定試験は、高齢者や障害者のICT機器利活用をサポートするために必要な障害の理解・技術の理解・アクセシビリティの理解などの基礎的な知識。困り別や生活場面別の適合技術などの応用的な知識・技術を認定します。

認定試験合格者にはデジタル認定証として普及が進むオープンバッジが授与されます。
学習教材
デジタルアクセシビリティアドバイザー認定試験公式テキストは、◯Basicレベル編 ◯Standardレベル編の2種を販売しております。
基本的に認定試験はこのテキストからの出題となります。本テキストで学習することで、サポート時に必要な知識が深まり、試験だけでなく現場での提案や対策に役立てることができます。


DAA受験者の声
認定試験をうけた方たちは、どのような思いでチャレンジされたのでしょうか。また、受験後どのように活動されていくのでしょうか。アンケートから紹介いたします。

特集:DAA Story
デジタルアクセシビリティアドバイザー(DAA)としての知識やスキルをご自身のフィールドでどのように活かせるのかを語っていただきました。
