このたび、一般社団法人日本支援技術協会が実施している「デジタルアクセシビリティアドバイザー認定試験」のロゴマークが、新しいデザインに生まれ変わりました。
2024年、デジタル社会においてすべての人が公平にテクノロジーの恩恵を享受できるよう、障害者差別解消法が改正され、事業者にも合理的配慮が求められるようになりました。しかし、現実には、個別の「困り」にどう対処すべきか分からない事業者も少なくありません。
私たちは、デジタルアクセシビリティの知識と技術を広め、すべての人が平等にデジタル技術を活用できる社会を目指しています。新しいロゴマークには、この使命をさらに強化し、次のステージへ進む意気込みが込められています。
新ロゴマークに込めた意味
今回のリニューアルでは、現在のロゴマークをベースに、3つの大切な要素を象徴するデザインに進化しました。「DAA」の文字が3人に置き換えられ、それぞれがテクノロジーに携わる人、デジタルアクセシビリティアドバイザー、そして困りを感じる人を表現しています。これら3者が手を取り合い、デジタルアクセシビリティの意識と技術が広がっていく姿を表しています。外側を巡る点と線は、テクノロジーと想いが連携し合い、優しさや柔軟性をもって「つながり」が拡大していく様子を象徴しています。
新デザインのオープンバッジも導入
新しいロゴマークの導入に伴い、「デジタルアクセシビリティアドバイザー認定試験」に合格した方に付与される「オープンバッジ」も新たなデザインへと刷新されます。このバッジは、合格者がデジタルアクセシビリティの専門家としての知識とスキルを持っていることを表すデジタル認定証です。新デザインのバッジを通じて、さらに多くの場面で自分のスキルをアピールし、次のステップへと進んでいただければ幸いです。
新しいロゴマークとともに、私たちは引き続き、誰もがデジタル社会で自己決定できる未来を目指して活動を広げてまいります。
2024年9月30日
一般社団法人日本支援技術協会
デジタルアクセシビリティアドバイザー認定委員会
※授与済みのオープンバッジも新しいデザインのオープンバッジに無償で変更できます。2024年10月1日以降に認定者にはお知らせメールが順次送信されますので、お手数ですが各自で受取手続きをお願いいたします。